タニラ―あるあるお悩み それは鉢の置き場所問題。多肉植物を「葉挿し」や「挿し芽」でせっせと増やしては可愛い寄せ植えを作っちゃうので、気づけばお庭は多肉鉢のカオス状態・・・。
そこで!たくさんの苗をコンパクトにまとめて移動もラクラク、しかも水やりまでラクラクにできる方法をご紹介します。
牛乳パックを植木鉢にしよう!
ゴメンナサイ、最初に言っておきますが「おしゃれ感」はないと思います。一番の目的は いかに手持ちの多肉植物をコンパクトに維持するかなので。その代わり「きちんと感」が前面に出た仕上がりになり、管理もすごくラクになります。
牛乳パック鉢のメリットと作り方
ある時なんとなく、牛乳パックを鉢として活用できるんじゃないかなと思い立ち、ここ一年 使用感がどんなものか実験しているんですが、かなり使い勝手が良くて 私はもう手放せずにいます。そのメリットは
- 本来はゴミに出すものを活用するので経済的
- 鉢の深さを自由に微調整できる
- 徐々に傷んでくるが一年は耐久性あり
牛乳パックの底から3センチぐらいの高さの所を ハサミで切り取ります。(ちなみに、切り残した上部の大きい部分は 私はお魚やお肉を切る時のまな板として再利用しています。)
四角くて、このサイズで、 この浅さの鉢って、なかなか売っていないんですよね。
牛乳パックで理想の条件が満たせるなんて、最高すぎませんか。
工具のキリを使って底面に4個くらい穴を開けます。
キリで開けた穴をピンセットなどでグリグリと少し広げます。(穴が小さすぎると、土が目詰まりしてうまく給水・排水できません。)
このような牛乳パック鉢をたくさんストックしておくといいですよ。
小さめの苗ならゆとり持っても9個も植える事ができます。大きめの苗でも5個納まります。苗を植える時は、元気に育つ環境を保つために 3点だけ気をつけましょう。
- サイズの違い過ぎる苗を一緒に植えない
- 夏型と冬型を一緒に植えない
- ギュウギュウに詰めて植えない
メッシュトレーに牛乳パックをきっちり並べる
メッシュのトレーです。100円ショップでもいろいろなサイズが売っていますね。これはセリアで買いました。( 35×26㎝ ) ここに牛乳パックを詰めていくと・・・
テッテレー!!! 12個の牛乳パックをきっちり敷き詰められました。 シンデレラフィットが気持ちいい。正直、こんなにちょうどよく納まるとは思いませんでした。
背丈が低い苗で統一しています。成長と共にいつか伸びてくるのですが、6ヶ月はこの状態で管理できます。 トレーごとに「セダム軍団」「背丈の高い軍団」「葉挿し軍団」「超お気に入り軍団」など、ジャンル別に仕分けしてもいいですね。
超簡単な水やり方法 それは腰水です
大きいトレーに水を張り メッシュトレーを沈めると、底面からゆっくり給水されます。(緑のトレーはたまたま家にあった物です。)
5分も経てば、土の表面まで給水できています。土が十分湿っていれば取り出してOK。あっという間に水やり完了です。
さいごに
お庭があまり広くなくても、この方法だとたくさんの苗をコンパクトに管理できますよ。悪天候の時もささっと移動できます。
私はおしゃれな鉢の寄せ植えも好きですが、メッシュトレーにたくさん並んだ多肉たちが日向ぼっこしている光景を見ていると とっても心が癒されます。どうぞ今後の多肉ライフの参考にして頂ければ幸いです。
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